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M-Vロケット ランチャ製作記(パート3) ブログトップ
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39.整備塔の追加工作(その7) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 さて、階段のレジンによる複製は知人の「和伽(おとぎ)人形作家」の亀井氏(http://www.jtw.zaq.ne.jp/fff/)にお願いしました。下の写真は亀井氏による製作中の様子です。

 私が製作した原型3個の型取りです。
最初の原型の型取り1①.jpg

 複製と原型の組み合わせで10個分のシリコン型を作ります。
まとめて型取り①.jpg

 レジンの注型です。
レジン流し①.jpg

 硬化完了です。
レジン硬化①.jpg
 レジンを流してポリプロピレンの薄板で押さえる方法だそうです。

 で、バリ取りまでして下さった状態で、約120個を昨日届けてくれました。
PC160181-1.jpg

 トラスの方ですが、既存の物は今年の「東京とびもの学会」に間に合わせるべく急造した為か、私の根性のせいか歪んでいます。
PC160184-1.jpg
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 おまけにトラスを四角に組んでいるので階段の取り付けが非常に難しい状態です。全て瞬間接着剤による組立てなので、あちこち剥がれては再接着の繰り返しでした。そこで思い切って再製作する事にして、整備塔のサイズを計測し、図面の作図を始めました。
PC150180-1.jpg

 階段を並べてみました。
PC160186-1.jpg

 今回の製作は瞬間接着材はあまり使わず、普通のセメントを使うつもりです。先ずはタミヤのH型3mmプラ棒を継ぎ足して10cm延長しました。
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38.整備塔の追加工作(その6) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 非常階段の原型です。タミヤのプラ棒◇△(長さ40cm)をそのままの長さで接着したのですが、そこから幅7.5mmに3個切り出しました。
PC100160-1.jpg
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 カミソリノコで切り出し、裏面と両サイドを仕上て幅を7.5mmに調整するのに1個当たり約10分掛かります。こんなペースで50個も作れませんので、レジンでの複製依頼をします。

37.整備塔の追加工作(その5) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 整備塔両サイドにある鉄骨構造の非常階段?を製作します。
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 最近のプラ材には建築模型用にトラス構造や梯子は有るのですが、階段が有りません・・・そこでタミヤ製プラ棒の2mm◇と2mm△を組み合わせて作る事にしました。
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 これを適当な幅に切り出して「量産」する事も考えたのですが、必要な数はおよそ50個になるので、いくつか原型を製作してレジンで複製する事にします。 と言うのは簡単ですが、レンジでのパーツ製作は生まれてこのかたやったことが有りません。そこで知人の人形作家氏に相談した所、引き受けてくれる事になりました。

36.整備塔の追加工作(その4) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 H型プラ棒を整備塔裏面左側にも貼り付けました。
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 これで今回の追加工作はほぼ終了として試運転を行いました・・・が動きません(涙)
先ずランチャが旋回しません!製作し始めて長いので原因は推測できます。分解してみると予想通りリミットSWの配線が切れています。ハンダで修正の後組み立てて動かすと旋回動作はOKでしたがロケットが打ち上がりません!!再び分解してみると、ロケット上下動作用モーターのコネクタがきちんと嵌まっていません・・・もう一度組立てを行い、ようやく動作良好となりました(汗)
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35.整備塔の追加工作(その3) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 表面の細々した所、例えばちょっとした角部分にL型プラ材を貼ったりして、やたら時間が掛かってます(汗)。凹型プラ棒を貼る時は小さなL型の尺で直角を出すのですが、貼った後で眺めてみると、結構歪んでいたりして、あわてて剥がして貼り直しが続きました(涙)・・・
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 裏面左右の大きな凹み部分にH型プラ棒を横方向に張りましたが、ここも直角と水平出しに苦労してます。
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34.整備塔の追加工作(その2) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 3連休の初日は天候に恵まれたので、ベース関係の再塗装です。2分割のベースはグレーで再塗装です。
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 ランチャと整備塔のベースはライトグレーで再塗装。
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 フォーレックスの箱組みです。
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 これは整備塔前面の小部屋になります。
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 天井を作りました。
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 内部に蛍光灯用基板を組み込み、各蛍光灯のケーブルを接続です。
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 とりあえず何時もの点灯試験です。無事点灯で良かった~
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 扉前面にプラ棒を接着したので、整備塔側面の接触部分に「逃げ」を作りました。
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 夏の終わり頃ですが久し振りにM-Vを取り出すとフェアリングにひび割れが多数入ってました(涙)。気温のせいかと思いますが、幸いなことにアクリル製のパーツにひびは無く、塗装面のみの様です。シンナーで剥離して再塗装です。
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 塗装ブースを使うとなると、用品の移動が大変です・・・
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 1mm厚プラ板の箱組みで、整備塔裏側のロケット組立て準備小屋?を作りました。
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 ベース部分には凹棒をレールに見立てて2本接着してます。実物はここでロケットを整備塔に上げる準備みたいな事してましたよね・・・
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 ついでにランチャの追加工作です。アーム両側に小物の取付をしました。
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 白色矢印は四角の突起物にアルミホイルでカバーを製作。実物は観測機器や色々な機器に耐熱カバーとして被せている様で、発射後の写真を見るとボロボロになってます。黄緑の矢印はロケットに接続されているアンビリカルケーブルを発射直前に引き抜くアームのつもりです。実物は当然ロケットのフェアリングまで届いているのですが、この模型ではロケット上下の邪魔になるので短めです。細い真鍮パイプの先端に付いてます。
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 下の写真の白色矢印はアンビリカルケーブルのコネクタです。このケーブルはロケットに内蔵しているLEDの電源用ですが、ランチャアーム側のコネクタは市販品だとどうしても整備塔内側に接触するので、今回プラ板の小片で自作しました。
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 プラパイプ・真鍮パイプ等で小物を作ります。
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 青色に塗ってアンビリカルケーブルの引き抜きアームを支える真鍮パイプの根元に付けてます(青矢印)これは多分ケーブル引き抜き時にアームを旋回させるモーターでしょうな。
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 アルミホイルカバーの小物です。
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 反対側も同様の工作です。
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 ランチャのアーム両面に小物を色々付けたので、何時もの整備塔収納試験です。
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33.整備塔の追加工作(その1) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 実物の整備塔表面にH型鋼の様な部材が見えています。これの再現するのにエバーグリーンの凹型プラ棒を貼っていきます。又整備塔右側全面に1mm厚フォーレックスを貼り付けて表面を均一にすると共に、各部の角にL型プラ棒を貼り付けてエッジをシャープにしました。

 先ずプラ棒の切り出しです。エバーグリーンのプラ棒は切り易いので作業が楽です。
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 先に鉛筆で入れた寸法線に沿って接着して行きます。
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 実物の写真を参考に工作を進めます。
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 フォーレックスの塊りになりつつあり、結構な重量です。
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 今夜は午前2時45分で作業打ち止めです。
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32.扉側蛍光灯の製作(その7) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 ベース内部に蛍光灯用電源を付けました。DC12V1A出力のスイッチングACアダプターです。
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 赤矢印がACアダプターで、黄緑矢印が出力コネクターで、ベース後部のパネルに付けているスナップSWを経由しています。

 ACアダプターは両面テープで張り付けています。
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 蛍光灯への接続はベースに穴を開けて、そこからケーブルを引っ張ります。
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 基板に接続して点灯試験です。オレンジの矢印がスイッチです。
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 スイッチON
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31.扉側蛍光灯の製作(その6)とランチャの修理 [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 蛍光灯の修理が完了したので昨日製作した基板に接続して点灯試験です。
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 基板を整備塔上部に仮置きして、扉側蛍光灯も接続の上で点灯試験です。
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 整備塔上部に穴を開けて扉側に電源線を扉に通したので、開閉試験です。
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 ランチャ上部の手すりの破損に気が付きました。数日前に棚から物を取り出す際に何かが当たった様で、散らばった部品の一部をゴミと間違えて捨ててしまってました。プラL型材と真鍮線で修理です。
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30.扉側蛍光灯の製作(その5) [M-Vロケット ランチャ製作記(パート3)]

 蛍光灯の配線を行い点灯してみたら・・・後で下の写真を見ると整備塔本体の上から3番目が消えています。この時気が付けば良かったのですが、整備塔上部でCRDの配線を手直しした際に誤配線してしまい、なんだかんだで合計3本をオシャカにしてしまいました(涙)
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 オシャカ3本は2本のLEDを交換し、1本は残っていた予備と入れ替えです。整備塔上部に収納する基盤を作成しました。蛍光灯を接続するコネクタとCRDを付けてます。
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 点灯試験です。
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