9.第1段ロケットの製作(その3) [ソユーズTMA 1/48計画]
第1段ロケット4本の残り3本を同時に製作します。先ず「芯」を上下各3個製作します。
外板用0.5mmプラ板を必要枚数切り出します。いつもの様にお湯で煮込みますが、台所で連続して作業しました。プラ板を2枚重ねで貼り付けて簡易旋盤で仕上げて行きます。
下の写真は「下部」の上面下面の写真です。右側が簡易旋盤加工前で左側が加工後です。
奥側が加工前のモノです。手前の加工後と比較すると4mm~5mm長いのが判ります。
簡易旋盤による上下面加工の様子です。
上部下部各3個の加工終了です。
上部と下部を貼り合せ、隙間をパテ処理してから、再度の加工です。
中央部分が4本できました。これから後端のエンジン部分と、先端の第2段目との結合部分を製作します。
外板用0.5mmプラ板を必要枚数切り出します。いつもの様にお湯で煮込みますが、台所で連続して作業しました。プラ板を2枚重ねで貼り付けて簡易旋盤で仕上げて行きます。
下の写真は「下部」の上面下面の写真です。右側が簡易旋盤加工前で左側が加工後です。
奥側が加工前のモノです。手前の加工後と比較すると4mm~5mm長いのが判ります。
簡易旋盤による上下面加工の様子です。
上部下部各3個の加工終了です。
上部と下部を貼り合せ、隙間をパテ処理してから、再度の加工です。
中央部分が4本できました。これから後端のエンジン部分と、先端の第2段目との結合部分を製作します。
8.第1段ロケットの製作(その2) [ソユーズTMA 1/48計画]
7.第2段ロケットの製作(その2) [ソユーズTMA 1/48計画]
6.第1段ロケットの製作(その1) [ソユーズTMA 1/48計画]
第1段目は全長約380mmで、2種の円錐と1個の円柱の組み合わせになります。中央部の円錐は長さが230mmになるので2分割して製作します。先ず各部の円盤を1mm厚プラ板から切り出しました。
3種の円盤を各8枚づつ切り出しましたが、一番小さい物と中間の物は以前製作した部分の残り物(ドーナツ状に切り出した残りの中心部分等)を使ってます。
外径をキチッと合わせる為、1mm程大きめに切り出し、1枚づつリューターに取り付けて外周を削ります。おかげで切粉の掃除が大変でした。
M-Vランチャは机の済みでホコリまみれです・・・
最近の工作で使うのはパイプカッター、シャーシリーマー、サークルカッターだけですヨ。
3種の円盤を各8枚づつ切り出しましたが、一番小さい物と中間の物は以前製作した部分の残り物(ドーナツ状に切り出した残りの中心部分等)を使ってます。
外径をキチッと合わせる為、1mm程大きめに切り出し、1枚づつリューターに取り付けて外周を削ります。おかげで切粉の掃除が大変でした。
M-Vランチャは机の済みでホコリまみれです・・・
最近の工作で使うのはパイプカッター、シャーシリーマー、サークルカッターだけですヨ。
5.第2段ロケットの製作(その1) [ソユーズTMA 1/48計画]
第2段目は上部が円錐の組み合わせで、下部は円筒になります。この円筒は外径42mmの既製品パイプがそのまま使えます。そこで上部の円錐は42mmのパイプを芯にしようと考えました・・・
パイプの切り出しにはパイプカッターを使っていますが、今回のパイプは厚みが1mmしかなく、パイプカッターを使うとたわんでしまい、上手く切れないので、オルファのノコギリを使いました。
サークルカッターでプラ板を切り出します。
円筒にプラ板を組み合わせてから気が付いたのですが、左端の20mm部分に3段目との結合用の2mmナットを仕込むスペースが不足します。
そこで外径38mmのエンビパイプを使って再制作です。
先ずパイプのセンターを出す為に数種類のエンビパイプを組み合わせた物を作ります。小径のパイプにプラ板を巻きつけて組み合わせながら径を大きくします。
ここからは簡易旋盤で外径を削りながら、より大きな外径のパイプと組み合わせて行きます。
万力で圧入。
再度外径を削ります。簡易旋盤による加工も慣れてきました。
エンビパイプの両端に加工したパイプを接着します。
外径の仕上げです。
プラ板円板を接着します。
斜めのプラ板を12枚貼り付けて外径を仕上げます。
芯ができました。
第1段目ロケットの先端固定用に2mmの埋め込みナットを取り付けておきます。
外坂貼り付けです。昨年樹脂加工屋さんでABS丸棒から削り出してもらった物にプラ板を巻きつけて煮込みます。
2分割して貼り付けて行きます。
1回目の貼り付け完了です。
2回目も完了です。
円錐の貼り付けはホント難しいです・・・
先端部分に3段目結合用のフランジを取り付けます。
こういう物の製作は楽しいです。
センターに8mm長ネジ(1m)を仕込んで自立させてみました。
肩に担ぐと対戦車ミサイル!?
次はいよいよ1段目の製作です。上の写真に写っている4本の円錐は昨夏紙とプラペーパーの外形に発泡樹脂を流し込んだ物ですが、今回はこれを使わず、プラ板のみでの製作を行います。簡単な製作用図面を書いてみました・・・
パイプの切り出しにはパイプカッターを使っていますが、今回のパイプは厚みが1mmしかなく、パイプカッターを使うとたわんでしまい、上手く切れないので、オルファのノコギリを使いました。
サークルカッターでプラ板を切り出します。
円筒にプラ板を組み合わせてから気が付いたのですが、左端の20mm部分に3段目との結合用の2mmナットを仕込むスペースが不足します。
そこで外径38mmのエンビパイプを使って再制作です。
先ずパイプのセンターを出す為に数種類のエンビパイプを組み合わせた物を作ります。小径のパイプにプラ板を巻きつけて組み合わせながら径を大きくします。
ここからは簡易旋盤で外径を削りながら、より大きな外径のパイプと組み合わせて行きます。
万力で圧入。
再度外径を削ります。簡易旋盤による加工も慣れてきました。
エンビパイプの両端に加工したパイプを接着します。
外径の仕上げです。
プラ板円板を接着します。
斜めのプラ板を12枚貼り付けて外径を仕上げます。
芯ができました。
第1段目ロケットの先端固定用に2mmの埋め込みナットを取り付けておきます。
外坂貼り付けです。昨年樹脂加工屋さんでABS丸棒から削り出してもらった物にプラ板を巻きつけて煮込みます。
2分割して貼り付けて行きます。
1回目の貼り付け完了です。
2回目も完了です。
円錐の貼り付けはホント難しいです・・・
先端部分に3段目結合用のフランジを取り付けます。
こういう物の製作は楽しいです。
センターに8mm長ネジ(1m)を仕込んで自立させてみました。
肩に担ぐと対戦車ミサイル!?
次はいよいよ1段目の製作です。上の写真に写っている4本の円錐は昨夏紙とプラペーパーの外形に発泡樹脂を流し込んだ物ですが、今回はこれを使わず、プラ板のみでの製作を行います。簡単な製作用図面を書いてみました・・・
4.第3段ロケットの製作(その1) [ソユーズTMA 1/48計画]
3段目は上部が円錐台、下部が円筒になっています。円筒部分は比較的長いので上下2分割で製作します。円筒上下の円板をサークルカッターで4枚切り出し、外形を揃える為にモーターツールに取り付けてペーパー掛けします。
円板の中心に径12mmの穴を開けます。ボール盤に木工用ドリルを付けて一気に開けますが、この作業ソコソコ怖いです・・・
いつもの様に外周用プラ板をお湯で煮込みます。
いきなり完成してます。2個の円筒を接着し、2重目の0.5mmプラ板を巻きつけて簡易旋盤で仕上げます。2重目は上下3分割で貼り付けてます。
円錐台もいつもの様に上下2種類の径の円盤をプラパイプに接着し、外周用プラ板を巻き付けます。
外周用プラ板の型紙です。
プラ板に型紙を写して切り出します。
お湯で煮込みます。
外周と円板上下の表面ををカッター刃で削ります。少しずつ慎重に・・・
フェアリングと合わせてみます。
日進5cmくらい(笑)
全体の完成予想・・・
円板の中心に径12mmの穴を開けます。ボール盤に木工用ドリルを付けて一気に開けますが、この作業ソコソコ怖いです・・・
いつもの様に外周用プラ板をお湯で煮込みます。
いきなり完成してます。2個の円筒を接着し、2重目の0.5mmプラ板を巻きつけて簡易旋盤で仕上げます。2重目は上下3分割で貼り付けてます。
円錐台もいつもの様に上下2種類の径の円盤をプラパイプに接着し、外周用プラ板を巻き付けます。
外周用プラ板の型紙です。
プラ板に型紙を写して切り出します。
お湯で煮込みます。
外周と円板上下の表面ををカッター刃で削ります。少しずつ慎重に・・・
フェアリングと合わせてみます。
日進5cmくらい(笑)
全体の完成予想・・・
3.フェアリングの製作(その2) [ソユーズTMA 1/48計画]
フェアリング先端の製作です。サークルカッターで切り出した円板に芯になるプラパイプを貼り付け、その周囲に三角のプラ板を接着します。
これを簡易旋盤に取り付けて外形を均一に削ります。
0.5mmプラ板を貼り付けますが、一度に全周を巻こうとしましたが上手く行かず、2分割して貼り付けました。
2重に貼り付けたところで再び簡易船場にて外形を仕上げます。
先に造ってた部分と接着して全体の外形を仕上げます。
先端にプラ板を接着して形を整えます。
凹みは瞬間接着パテで埋めました。
パテをペーパーで削ります。
フェアリングが形になりました。アポロのCM、SM、LM部分に見えますが、この中にソユーズ宇宙船が入ります。
これを簡易旋盤に取り付けて外形を均一に削ります。
0.5mmプラ板を貼り付けますが、一度に全周を巻こうとしましたが上手く行かず、2分割して貼り付けました。
2重に貼り付けたところで再び簡易船場にて外形を仕上げます。
先に造ってた部分と接着して全体の外形を仕上げます。
先端にプラ板を接着して形を整えます。
凹みは瞬間接着パテで埋めました。
パテをペーパーで削ります。
フェアリングが形になりました。アポロのCM、SM、LM部分に見えますが、この中にソユーズ宇宙船が入ります。
2.フェアリングの製作(その1) [ソユーズTMA 1/48計画]
当初の計画では円筒部分は既成のアクリルパイプとエンビパイプを使用し、円錐部分は全てABSの削り出し(外注)の予定でした。しかしこの本を知人に紹介された本にプラ板から円筒や円錐を製作する方法が載っています。
先日製作した簡易旋盤とこの記事を参考に、先ずフェアリング部分の製作を開始しました。
プラ板からサークルカッターで円板を切り出し、プラ板を頃合いな寸法のエンビパイプに巻きつけてお湯で煮込み、曲がり癖がついたものをその円板に接着して行きます。
円筒の外周は簡易旋盤に取り付けてペーパー掛けします。
簡易旋盤には硬質スポンジ(上の写真の黒いもの)で挟んで取り付けます。
円錐部分はプラパイプを挟んで上下の円盤を接着し、曲がり癖を付けたプラ板を巻き付けます。
先端部分以外がとりあえず形になりました。
パーツを接着して外周をペーパー掛けします。
こんな感じです。段差は後程パテで修正します。
先日製作した簡易旋盤とこの記事を参考に、先ずフェアリング部分の製作を開始しました。
プラ板からサークルカッターで円板を切り出し、プラ板を頃合いな寸法のエンビパイプに巻きつけてお湯で煮込み、曲がり癖がついたものをその円板に接着して行きます。
円筒の外周は簡易旋盤に取り付けてペーパー掛けします。
簡易旋盤には硬質スポンジ(上の写真の黒いもの)で挟んで取り付けます。
円錐部分はプラパイプを挟んで上下の円盤を接着し、曲がり癖を付けたプラ板を巻き付けます。
先端部分以外がとりあえず形になりました。
パーツを接着して外周をペーパー掛けします。
こんな感じです。段差は後程パテで修正します。
1.ブースター製作(その1) [ソユーズTMA 1/48計画]
先日の記事で「ボストーク1/48計画」をブチ上げましたが、早々に計画を変更してソユーズTMAとします・・・
ボストークロケットは初期のR7の詳細な写真等がほとんど見つからないですが、さすがにソユーズとなると近年の詳細な写真がネットに溢れています。それにR7の地味な塗装に比べてソユーズの派手な塗装やマーキングにも興味が出てきました。幸いと言うか1段目はほとんど同じですので、製作済みのABS部品もそのまま使えますので、これから「ソユーズTMA 1/48計画」として改めて製作を開始します。(ホントにできるのかもの凄く不安ですが)
円錐のブースターは4本必要なので、これをABS削り出しで外注するのは金額が恐ろしいし、重量も恐ろしいので計画通りペパクラベースの自作とします。
ペパクラ用の専用紙(厚0.21mm)に印刷して2枚重ねに貼り付けます。底部には紙コップを差し込んで円形を確保しておきます。
スペアを入れて5本作りました。
頭部にはラップの芯の紙パイプを差し込み、底部と同様に円形を確保しておきます。
これに発泡ウレタンを充填したのですが、溢れるウレタンの処理に追われて写真撮影どころではありませんでした。数時間後に固まったところで溢れた部分をカットし、ペパクラの表面に0.2mm厚のプラペーパーを巻き付け。瞬間接着剤で固めます。
上の写真の左2本は以前の試作品。中央奥の3本はペパクラ表面をペーパー掛けしたものです。
ブースター頂部の小さな円錐形はロケット本体への取り付けの為に、それなりの強度が必要です。ここはペパクラ+発泡ウレタンという訳にもいかないので、多分レジンかな・・・
本体と並べてみました。
円錐を合わせて直線を確認
製作の参考とする図面です。
テーパー状のABS削り出し部分の図面です。これで樹脂加工工場に見積り依頼しました。
もう後には引けませんワ(涙)
ボストークロケットは初期のR7の詳細な写真等がほとんど見つからないですが、さすがにソユーズとなると近年の詳細な写真がネットに溢れています。それにR7の地味な塗装に比べてソユーズの派手な塗装やマーキングにも興味が出てきました。幸いと言うか1段目はほとんど同じですので、製作済みのABS部品もそのまま使えますので、これから「ソユーズTMA 1/48計画」として改めて製作を開始します。(ホントにできるのかもの凄く不安ですが)
円錐のブースターは4本必要なので、これをABS削り出しで外注するのは金額が恐ろしいし、重量も恐ろしいので計画通りペパクラベースの自作とします。
ペパクラ用の専用紙(厚0.21mm)に印刷して2枚重ねに貼り付けます。底部には紙コップを差し込んで円形を確保しておきます。
スペアを入れて5本作りました。
頭部にはラップの芯の紙パイプを差し込み、底部と同様に円形を確保しておきます。
これに発泡ウレタンを充填したのですが、溢れるウレタンの処理に追われて写真撮影どころではありませんでした。数時間後に固まったところで溢れた部分をカットし、ペパクラの表面に0.2mm厚のプラペーパーを巻き付け。瞬間接着剤で固めます。
上の写真の左2本は以前の試作品。中央奥の3本はペパクラ表面をペーパー掛けしたものです。
ブースター頂部の小さな円錐形はロケット本体への取り付けの為に、それなりの強度が必要です。ここはペパクラ+発泡ウレタンという訳にもいかないので、多分レジンかな・・・
本体と並べてみました。
円錐を合わせて直線を確認
製作の参考とする図面です。
テーパー状のABS削り出し部分の図面です。これで樹脂加工工場に見積り依頼しました。
もう後には引けませんワ(涙)