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12.第1段目の固定方法の謎 [ソユーズTMA 1/48計画]

 現在製作中の第1段目(4個)は第2段目の周囲に取り付けられます。第1段の先端のピン?が第2段目上部のソケット?に差し込まれるのは以前から判っていたのですが、第1段目の下部の結合方法が今一つ判りませんでした・・・もうしばらくすると製作中の模型も下部の結合方法を決める必要が有ります。
 第1段目(4個)は下部で「お互い」をバー(棒)で結ぶ様になっているのですが、そのバーが第2段目に固定されていないと、上部のピン?だけでは第1段目に「ぶら下がっている」だけになるので、いくらなんでもそれはないやろうと・・・思ってました。
 第2段目への結合は上部のピン?と共に、中央部分辺りで何らかの方法で結合されているのではと推測し、ネットで実物の写真等を見るのですが、それらしい仕組みは見えてきませんでした。

 先日ソユーズ組立て工場の写真を検索していると、多分ギアナの工場と思うのですが、第2段目に1段目を取り付けている作業中の写真が見付かりました。
DSC_0650-1.jpg

 下の写真はその一部のアップですが、二人の作業者が乗っているのが第2段目になります。既に3個の第1段目の取り付けが終了し、最後の1個の到着を待っている様です。左の作業者の手元からバーが伸びていますが、両手に囲まれている部分が第2段目に固定されている様です。この部分で第2段目と1段目の下部が固定されていると推測します。
DSC_0651-1.jpg

 ネットの検索をしていると、上の写真と同じタイミングでは無いかもしれませんが、工場での組立て作業の動画が観れました。上部のピンとソケット?の結合作業の様子です。
DSC_0646-1.jpg

 結合部分のアップですが、赤い部品は作業用の治具でしょうか。
DSC_0649-1.jpg

 下部結合用のバーが見えます。
DSC_0647-1.jpg

 結合作業中です。
DSC_0648-1.jpg

 ロシア・バイコヌールの工場での製作作業中の写真等を見ると、作業者は白衣で頭にはネットを被っているので、それなりのクリーンルームである事が判ります。しかしロケット各段の組立て作業になると、作業者の服装はかなりラフなものになり、特に写真の様にフランス領ギアナの工場になると、気候のせいもあるのでしょうけどジーンズ姿の作業者が多くなります。JAXAの作業風景とはかなり違いますが、乱雑に見える作業でも世界一の信頼性を誇るロケットが作られている訳で、銃器の世界でもロシアのカラシニコフの信頼性が極めて高い様に、ロシア人の堅牢堅固な物造りが窺えます。
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